田中 雄講師

田中 雄(たなか・たけし) 講師

埼玉県出身 /  慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 経営学修士卒 MBA

主な研修内容・専門テーマ

新卒採用に関する研修/ロジカルシンキング研修/マネジメント・リーダーシップ研修/OJT育成基盤構築研修/360度評価研修/人材評価アセスメント研修/次世代リーダーシップ/戦略立案研修/考課者研修

これまでの経歴を教えてください。
 新卒で入社した総合人材サービスの会社では、法人営業部門に約10年間所属していました。新人の営業担当から始まり、30代前半で首都圏エリアの支社長の職に就きました。顧客とのやりとりから事業計画、プロジェクトの推進、売上の管理、人員マネジメントなど、この10数年間で、あらゆる側面において、社会人としての基礎を学ぶことができたように思います。
 その後は、組織人事コンサルティングの会社に転職し、人材開発部門の責任者として多くの企業の研修体系の構築からプログラムの開発・運用に携わってきました。
どのような学生時代でしたか。
 大学時代は、ゴルフ部に所属し、ゴルフの練習にのめり込んでいた学生生活でした。どのように体を動かすと、どういう球が飛ぶのかということを常に考え、体の挙動と球筋をノートに記録しながら練習したり、いかに平常心をもって安定したプレーができるかなどを模索したりしていたのを覚えています。かなりマニアックな感じがするかもしれませんが、あくまでも練習の一貫です(笑)。
 大学院時代は、ひたすら課題と論文に追われ、勉強というより、調べものにいつも追われていました。もう少し優雅な学生生活を送れるかと思っていたのですが、甘かったですね(笑)。後にも先にも、きっと人生の中で一番勉強した時期だと思います。体重も5キロ減って、悲壮感が漂っていました。
なぜ人材育成業界、講師を志したのですか。
 前述の新卒で入社した会社の支社長時代に、突然人事部長から呼び出され、「社員教育に協力してほしい」という相談を受けたのが、研修講師をはじめたきっかけです。 正直なところ、最初は「社員教育なんて・・・」というところがあったのですが、実際に教育を行うことにより、社員の行動が徐々に変わっていくのを目の当たりにしたのと、多くの社員たちが“業務の進め方”や“課題の解決方法”に悩んでいることを知り、企業における教育の意義と重要性を認識することになりました。
 その後、組織人事コンサルティングの会社に転職すると同時に、組織と人の専門家を志すようになりました。
研修講師としてのやりがい、面白みを教えてください。
 私が講師をやっていて楽しさややりがいを感じる時とは、
1.受講者の漠然とした苦悩に、ある一定の可能性や希望が見い出せた時
2.新たな能力や価値観、可能性を受講者が見出せた時
3.受講者が実践を通して、成長する姿を見た時
また、研修を通して、自らの日常行動を振り返り、新たなスタートのきっかけ作りに少しでも関与できたと感じられたときは、大きなやりがいを感じます。
講師として大事にしていることは何ですか。
 私が実際の研修の場において大切していることは、
1.受講者の視野を広げ、客観的に自己を見つめる機会を提供すること
 (他社事例や自己の経験を踏まえた事象を分かり易く伝えるなど)
2.受講者の置かれている環境や状況を理解し、現場で必要となる知識や情報を精査しながら、
  極力シンプルにわかり易く、限られた時間に凝縮して伝えること
3.ただ理論や理屈を語るのではなく、受講者の声を聴きながら、共に解決策を考え・模索すること
です。プラスαとして、せっかくの出会いですので、自分自身も受講者の方々と共に研修を楽しめるよう、メリハリのある研修を、常に心掛けています。
今後の目標
 一歩一歩、着実に人と組織が成長するための仕組み作りに貢献するコンテンツ開発および実施に関与していきたいと考えています。

マイナビ研修サービスでは、
人材育成研修プログラム
提供しています。

さまざまなニーズに応じたプランをご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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