田和 尚久講師

田和 尚久(たわ・たかひさ) 講師

東京都出身 /  関西学院大学 商学部卒

主な研修内容・専門テーマ

採用力シリーズ 階層別研修:経営戦略研修/マネジメント研修/リーダー研修/若手研修 課題別研修:評価者研修/アセスメント研修/ロジカルシンキング研修/ ロジカルライティング研修/マーケティング研修 他

これまでの経歴を教えてください。
 大学卒業後、大手生命保険会社に入社しました。入社後は営業(一般家庭への飛び込み営業や企業へのコンサルティング営業)・企画(資本金200億円超の損害保険子会社設立の主に組織設計業務)・人事(採用・社員教育研修)を経験しました。
 2003年に社内のチャレンジ派遣制度に合格し、人事コンサルティング会社に執行役員として出向しました。コンサルティング会社では、人事制度設計、教育研修、採用戦略、労働問題の相談まで、幅広く「人事」に関わるコンサルティングに従事し、コンサルティングの「いろは」を叩きこまれました。
 その後、2006年に独立し、現在も「人事」全般に関するコンサルティングを実施しています。
どのような学生時代でしたか。
 小学校、中学校で3回転校しました(東京→関西→広島と転校)。3回目は、高校受験の関係で中学校3年生の途中から広島に転校したのですが、親元を離れて一人暮らしを始めました。あまり柄の良くない中学校(移動交番が校内にあった)に一人暮らしの中学生が転校してきた訳ですから、非常に苦労した記憶がありますが(ヤンキー全盛時代でしたので色々お察しください)、本当に主体性が鍛えられました。大学でも留年を経験する等、本当に紆余曲折あった学生時代です。その分経験値は誰にも負けないつもりですし、多くの受講生にも共感頂けているバックボーンになっていると感じています。
なぜ人材育成業界、講師を志したのですか。
 元々、生命保険会社で組織設計や社員教育を担当していたこともあって、「人が活きる組織」に向けたルールづくり、「人の育成」が企業にとって本当に重要であることを肌で感じていました。人事の仕事を本業にしたいという想いは、社会人になって速い段階で持っていましたね。
 講師については、志したというよりも、周囲からの要請でやむを得なくなった、というのが実情でしょうか。コンサルティング会社では、主に人事制度設計を主担当としていたのですが、人事制度設計を行うと必然的に教育研修体系を策定することが多く、社内に研修講師のできる人材も多くなかったため、必要に迫られて講師を務めたというのがきっかけです。今では、研修講師の奥の深さと楽しさに魅了され、どっぷり浸かってしまった感じです(笑)。
研修講師としてのやりがい、面白みを教えてください。
 受講者が「変わる」きっかけを創れることです。自分自身も生命保険会社で受講した研修で「変わる」ことができました。「変わる」のは研修中かもしれませんし、研修後かもしれませんし、ひょっとすると10年後かもしれません。しかし、私たち講師が発するメッセージや実施するカリキュラムによって、受講者に「変わる」シーズ(種)を持ち帰ってもらい、いつか花を咲かせた時、「あの研修って良かったな」と思い出してもらえることがそれが最上の喜びです。
講師として大事にしていることは何ですか。
 「講師が教えたいことではなく、受講者が“今”そして“今後”必要としていることをわかりやすく伝える」を重視しています。受講者の皆様に一体どんなニーズがあり、どのような手段を使えばわかりやすく伝えられるのか企画段階から考え、かつ研修中にも受講者の皆様の状況を把握しながら、内容をカスタマイズしていくことが大事だと考えています。
 また、受講生は様々なバックヤードがあって参加されています。前向きの人もいれば正直後ろ向きの人もいます。正直やや斜に構えている受講者もいます。そんな様々な受講者がいる研修のベースに必要なのは、「研修を楽しんでもらう」ことだと思っています。ですので、私の研修では講師である私も楽しみながら研修を実施しますし、受講者にも楽しんでもらうことをモットーにしています。
今後の目標
 長期的な目標は特にありません。とにかく一人でも多くの受講者が「変わる」お手伝いができればと思っています。

マイナビ研修サービスでは、
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