STORY
「あなたに課長をやっていただきたい」という宮部部長からの依頼を受けて、海外赴任する大橋課長の代わりに、マイ・エデュケーション社の営業課長として組織をマネジメントしていく事になった。大橋課長からの紹介で営業課には、優秀社員の山本、ミスが多い小野、伸び悩んでいる金子、新入社員の岸がいることを知る。ここから課長としての業務がスタートする。
学びのポイント
- 管理職に求められる役割
- 管理職に求められる能力
管理職の役割
問題解決
リーダーシップ
目標管理
部下育成
チーム作り
体制変更の影響で急な異動になってしまった大橋課長に代わり、
急遽、株式会社マイ・エデュケーションの課長として、マネジメントをすることになった。
任された組織の部下は個性豊かな4名。クールで優秀な山本主任、ムードメーカーの小野、何か悩みを抱えていそうな金子、
新入社員の岸。一見すると良い組織だが、大橋課長は「この組織にはまだまだ課題があります」と意味深な様子。
引継ぎ資料を読み込み、部下面談を通して、組織の課題を探ってみるといくつかの課題が浮き上がってきた。
若手育成への貢献に強い信念がある。人脈もあり、経験も豊富なマイ・エデュケーション社の大黒柱。
ビジョンを持ち、人望もあり、気配りもできる、模範的な上司。
人当たりが良く、着実に成果を出し、出世してきたタイプ。
指示命令型の管理職。部下を徹底的に管理して、成果を出すタイプ。
入社10年目。クールで優秀な営業課のエース。仕事はできるが、冷たい印象を持たれやすい。
入社5年目。営業課のムードメーカー。後輩の面倒見も良く、熱心だが、ミスが多い。
入社1年目。一生懸命頑張っているが、自信が持てずにいる。
頭脳明晰だが、変人。自分の得意分野になると話すスピードが速くなる。
前年、営業課から異動してきた。難しいことを簡単に話すことが得意。
入社1年目で開発課に抜擢された有望株。しかし、ちょっと抜けているところがある。
「あなたに課長をやっていただきたい」という宮部部長からの依頼を受けて、海外赴任する大橋課長の代わりに、マイ・エデュケーション社の営業課長として組織をマネジメントしていく事になった。大橋課長からの紹介で営業課には、優秀社員の山本、ミスが多い小野、伸び悩んでいる金子、新入社員の岸がいることを知る。ここから課長としての業務がスタートする。
大橋課長から現在の課の状況について引継ぎを通して幾つかの問題がある事が見えてきた。それらを確かめるために全メンバーと面談をすると、営業課は複数の課題を抱えていることが浮き彫りになった。すると宮部部長から「あなたが中心となってこれらを解決してください」との指示が。
これまでは適切に目標を設定し、その目標にコミットさせるという事ができていなかった。それが原因で金子はやる気を失っていた。その事に気が付いた大橋課長はあなたと共に、金子との面談に向かう。
前任の吉野課長はメンバーに成果のみを求めてきた。その反動で現状の営業課は目標や協力体制を失っていた。チーム力を高めるヒントを得るために、同僚にアドバイスを求めると“チームビルディング”という概念を教えてくれた。
「開発課のように育成してほしい」という新入社員岸の話から育成の仕組みを学びなおすことになった。また、前任吉野課長の部下とのかかわり方にも問題があることも分かった。これらを解消し、部下を成長させるための方法を学習する事に。
宮部部長に声をかけられてコンサルティング課の課長と一緒に「リーダーシップ」について教えてもらった。組織の状況や場面に応じて、リーダーシップの発揮の仕方を変える必要があるという内容だった。そして、管理職が持つべき重要な要素についても教えてもらうことに。
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