STORY
OJTの実践方法を学びにマイ・エデュケーション社にやってきたあなた。営業課金子さんの案内で社内に入ると、宮部部長からマイ・エデュケーション社でのOJTの現状を伝えられる。「弊社の業務を観察し、OJTに何が必要か考えてみてください」との言葉を貰い、研修がスタートした。
学びのポイント
- OJTとは
- 育成計画の重要性
※OJTトレーナーの定義・・・
人事・教育関連部署ではなく現場の社員(同僚)であり、日々の仕事を通じて仕事に必要な知識やスキルを、後輩社員に教える先輩社員。教育担当ともいう。
OJTトレーナーとして後輩を育成するために必要となる基本的な知識とスキルを体験を通じ学習します。
OJTの基本を学ぶためにマイ・エデュケーション社にやってきたあなた。
「わが社の職場を見て、OJTの進め方を体感してください」という宮部部長に案内され、オフィスに入っていく。
オフィスでは、OJTトレーナーの小野さんが新入社員の岸さんの指導にあたっていた。熱意を持って指導にあたる小野さん。
一方で、どこか不満気な岸さんの様子が気になる・・・。
OJTについての学びを深め、マイ・エデュケーション社での体験が終わりに近づいていたとき、
「自分は今まで指導されてこなかった・・・」と小野さんから打ち明けられた。
そして、宮部部長がOJTの目指すべき本当の目的について語ってくれることになる。
創業期からのメンバー。部下の言葉にじっくりと耳を傾け、メンタルヘルスに関するアドバイスを行っている。
人当たりが良く、着実に成果を出し、出世してきたタイプ。
クールで優秀な営業課のエース。誰よりも仕事ができるが、冷たい印象を持たれやすい。
主人公の指導役として、接することの多い先輩。面倒見がよく熱心だが、後輩指導について課題を抱えている。
入社1年目。一生懸命頑張っているが、自信が持てずにいる。
OJTの実践方法を学びにマイ・エデュケーション社にやってきたあなた。営業課金子さんの案内で社内に入ると、宮部部長からマイ・エデュケーション社でのOJTの現状を伝えられる。「弊社の業務を観察し、OJTに何が必要か考えてみてください」との言葉を貰い、研修がスタートした。
営業課メンバー4名の業務内容を観察していると、OJTトレーナーの小野さんの怒鳴り声が聞こえてきた。耳を傾けると、いらいらした様子で後輩の岸さんに業務を教えていた。一方、山本さんに指導を受けている金子さんは嬉々とした様子で業務をしていた。
業務の様子を宮部部長に報告すると、メンバー同士のコミュニケーションに問題がある事が見えてきた。問題を解決するために、山本さんがメンバーにコミュニケーションの基本である「印象管理」「傾聴」について指導してくれることに。
オフィスに目を向けると、岸さんに指導している小野さんの姿があった。「岸ちゃん、そのやり方じゃあダメだよ」という指導を受けた岸さんは自信なさげに立ち去ってしまった。指導の様子を見かねた山本さんが業務スキルや状況によって指導方法を変える必要があることを教えてくれた。
「後輩指導に自信が持てなくなりました」と山本さんに相談する小野さんが悩みを打ち明けた。「何度言っても岸ちゃんは報・連・相してくれないんです。この前も・・・」と言って、過去のエピソードを教えてくれた。うなずきながら話しを聞いていた山本さんは、最後に「あなたならどう指導しますか?」と問いかけてきた。
研修の最後に、宮部部長がOJTの本質的な目的について教えてくれた。「組織全体が社員の成長を期待し、皆で全社員を育てる意識を持っていること。すなわち、“育てる風土の定着”こそがOJTの本質的な目的です。あなたもそれを体現してください」この言葉をもってマイ・エデュケーション社での研修を終えた。
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