- これまでの経歴を教えてください。
- 1992年に大学卒業後、当時の名称で言うと電機・通信機メーカーに入社しました。現在のICT企業です。海外営業がしたい!と思って入社しましたが、配属は人事部。これがきっかけで組織・人材マネジメントがライフワークになりました。外資系企業や人材ビジネス企業と転職をし、様々な規模や業界での仕事をしたことが、財産になりました。
2006年に独立をして起業。人事という幅広い分野の中から、採用や育成分野に焦点を絞り、企業様向けにはコンサルティングや研修、アウトソーショング、ビジネスパーソン向けには、カウンセリングやコーチングといった形で、それぞれの目標達成のご支援をしています。
また大学では学生向けに、社会や企業の視点を伝え、キャリア教育に携わっています。
- どのような学生時代でしたか。
- 大学では4年間、体育会活動を夢中になってやっていました。体育会ローラーホッケー部では練習漬け。また体育会役員として、体育会全体の運営や発展のための役割を担い、学内組織をまとめたり、大学やOB組織と折衝をしたり、他大学と連携をしたりしていました。勉強では、興味のある科目(経営学や会計学、組織論や人材マネジメント論)だけ、一生懸命やっていた記憶があります。もしかしたら、今よりも忙しい学生生活だったと思います。
- なぜ人材育成業界、講師を志したのですか。
- 社会人になってから、ずっと人事として多くの組織や人にかかわってきました。そこで感じた、「もう少しこういうことに気が付けばもっと良くなる」「こんな良いところがあるのに発揮できていない」といった、組織や人には、変化や成長をする要素があるということ、一方で残念なことに、社会の変化や周囲の期待に応えられずに、衰退していった組織や適応できなかった人を見てきたこと。これが、志の原点です。講師という立場で、自分自身が経験したことや学んできたことで、多くの企業や人の変化や成長のお役に立ちたいと思っています。
- 研修講師としてのやりがい、面白みを教えてください。
- 人や組織が大きく変わる、動き出すきかっけに関わることができる点です。
- 講師として大事にしていることは何ですか。
- 仕事の現場や学問のみならず、日常生活の様々なことからも学びを得ること。当たり前のレベルを高めるための、良い行動習慣を身につけること。体調管理をすること。夢中になれることを持つこと。
- 今後の目標
- 経験や年齢を重ねれば重ねる程、新しいことに興味を持ち、新しいことを学び、新しい友人を作り、人としての幅や深さを広げていきたいと思っています。
そうすることで、今まで以上に企業様やビジネスパーソンの皆さまのお役に立てるようになっていきたいと思います。