曽山 真樹講師

曽山 真樹(そやま・まさき) 講師

東京都出身 /  立教大学 社会学部 社会学科卒

主な研修内容・専門テーマ

若手社員~管理職までの階層別研修(各階層に求められる心構え・スキル・知識に応じたオリジナルプログラムの開発・実施)、リーダーシップ開発、採用支援

これまでの経歴を教えてください。
 バブル崩壊後の就活ではありましたが、厳しさが本格化する前だったこともあり、大手都市銀行に入行が決まりました。最初の頃は、銀行で何をしたいのかも決まっていませんでしたが、次第に「企業の再生業務」に興味を持ち始め、その道の専門家を目指すようになりました。入行7~8年目、30歳前後です。
 一方で、カネを中心とした銀行的アプローチではなく、ヒトの面、組織的観点からの企業再生が重要なのではないか。人事の面から、企業再生や組織の活性化をサポートしてみたいとの想いが強くなり、入行12年目、34歳で人事コンサルティング会社に転職いたしました。
 その後、38歳で独立し、研修企画設計・講師業・採用支援を中心に経験を積んでいます。
どのような学生時代でしたか。
 高校・大学ともに運動部(体育会)に所属していました。お恥ずかしながら、学業には専念せず、専ら部活動に力を入れていました。特に大学では、朝の練習に参加した後、学食で朝ご飯を食べて、9時にはキャンパスを後にする生活でした。お恥ずかしい限りです。
 なお所属ゼミは、組織論。卒業論文のテーマは、「会社人間からの卒業」です。社会人となり、足掛け20年近くかかりましたが、様々なご縁をいただき、無事に卒業することができました(笑)。
なぜ人材育成業界、講師を志したのですか。
 転職当初、人事コンサルティング会社が何をするところなのか、良く理解していませんでした(苦笑)。ですが、その業務範囲の中における教育研修との出会い、特に人材の育成に関して熱い想いを持っていらっしゃる人事の方々との出会いが私の運命を決めました。
 何か自分の持てる知識や経験を活用しながら、教育研修という枠組みの中でお手伝いをすることができないか。最初の頃は、講師アシスタント、企画設計が中心でしたが、自分で伝えたいとの気持ちが高まり、いつの間にか講師をしていました。
研修講師としてのやりがい、面白みを教えてください。
 マイナビのロゴマークの「.」の部分と同じで、受講者の方々に、何らかのきっかけを提供することが私の仕事のやりがいです。それは気づきや学びという、小さな変化かもしれません。でも、小さな変化が、その方の意識や行動の変化につながり、周囲の方々、お客さま、そして組織全体に対してプラスの影響に結びつくと信じています。
その想像性を持ちながら仕事をしている時間が、一番の楽しさです。
講師として大事にしていることは何ですか。
 講師として、大事にしている言葉があります。それは「講師や先生と言われる人は、先に生きている(年を取っている)から先生なのではありません。先に向かって生きているから先生なのです」という言葉です。
 この言葉を教えてくれたのは私よりも一回り年下の講師仲間からです。その言葉を知ったときから、講師として、また人として成長を続けていくこと、学びを止めないことが大事ではないかと改めて思うようになりました。
今後の目標
 「70歳まで現役講師」が私の長期目標です。
 短期・中期的な目標は「いい研修をつくりましょう」がキーワード。これは『日本でいちばん大切にしたい会社』でも紹介されている伊那食品工業株式会社の社是「いい会社をつくりましょう」を参考にしています。
 受講者、人事ご担当者、受講者の現場の方々、さらに受講生の家族からも「いい研修ですね」と言っていただけるプログラムの設計、実施が現在の目標です。

マイナビ研修サービスでは、
人材育成研修プログラム
提供しています。

さまざまなニーズに応じたプランをご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

TOP