田栗 万悠講師

田栗 万悠(たぐり・まゆみ) 講師

鳥取県出身 /  大手前大学 英米文学科卒 Ara Institute of Canterbury (旧CPIT) Hospitality Management 修了

主な研修内容・専門テーマ

新卒採用/内定者研修/組織開発/ ダイバーシティ/ 問題解決/ 業務改善/ リーダーシップ/メンタルヘルスケア/ レジリエンス /ハラスメント/ 免疫マップ/ ポジティブ心理学

これまでの経歴を教えてください。
 ANAの客室乗務員として、チーフパーサーやインストラクター、VIPクラスの接客を担当し、接遇力の向上と顧客心理の探求に勤しんでおりました。その後、New ZealandのCrowne Plaza Hotelsや有名レストランでSenior Waiterとして勤務しながら、CPIT大学にてホスピタリティーマネジメントを学びました。
帰国後は、大手企業のオーナー秘書、エグゼクティブ秘書として、経営企画、海外ビジネスサポート、人事採用教育マネジメントに携わらせていただき、新しいジャンルにおいて多くの方に助けていただいたお陰でビジネス実務を学ぶことが出来ました。 
現在は、ダイバーシティコンサルタントとして、価値観の多様性を認め合える世界を目指し、脳科学を活用したメンタルヘルスケア(外国人含む)や企業人材育成コーチング、企業内キャリアコンサルティング、生きたビジネスマナー・接遇トレーニングを実施しております。
どのような学生時代でしたか。
 学生時代は、引っ込み思案で大人しいタイプでした。人をじっくり観察し変化を捉えるのが好きだったため、ホテルやレストランなど多様な方が集まる場所でアルバイトをしながら顧客心理を追究していた事を思い出します。一方で、イベント企画なども好きでアイデア創発的に出し合う環境を好み、全体スケジュールを立てたり、何かしら裏方でお世話をすることも楽しく「段取り屋さん」だったようにも思います。
また、幼少から音楽を好み小学校の音楽の教員や特別支援学校の教員を志望していましたが、挫折をしてからは道を見失った時期もありました。それでも、大学では英語の教職資格を取得し、まずは、社会で揉まれて様々な学びを得てから「教員」になるのがベターだと捉え直しをしました。その後は、海外にも目を向け、日本を飛び出して沢山の友人を作り積極的に話をするタイプへと変容していたように思います。
今では、教員ではなくとも「講師」として人前で教える立場にある事が不思議でなりません。
なぜ人材育成業界、講師を志したのですか。
 元々は、秘書や人事総務として裏方でサポートするのが天職だと思っておりました。 
ある時、強烈な女性リーダートレーナーと出会い「貴女は絶対に前に出た方が輝ける」と唐突に言われたのです。そもそも、先頭に立つのを嫌う自分にとって真逆の事を言われ衝撃が走りました。 
そこから、経営企画室時代に全社内で講演をする機会が回ってきたり、学生の就職支援でキャリアについて人前で語るなどのご縁があり、評価を得る度に貢献できる喜びと自信が湧いたのかもしれません。
当初は、カウンセラーとして独立したはずが、「講師オーディションを受けた方が良い」と別の方のお誘いもあって、人の成長を見守る隊として力になりたいと強い意志に変わっていきました。
きっかけはそれぞれでも、情熱的に接する「場」を預かれるのは大変貴重だと思っております。
研修講師としてのやりがい、面白みを教えてください。
 人の心の声を聴く事が楽しいため、5感を駆使してどんな感情の揺れがあるかを楽しみに受講者に会いに行きます。最初は斜に構えていた受講者も心がほどける瞬間や変容する様を「現場で観る役」となれることに、とてもやりがいと感じます。また、受講者同士の牽制や仲間割れや対立状況からも、多様性を受け止めながらも理解し合っていく様子も「小さな成長」を見届ける事ができるため、そんな時こそ講師が介在する意義を感じています。また、200名強の受講者を動かす際、メッセージが届き場が一体となった時は高揚感があり、個の力が組織の力になったと感じられた時は非常に面白いと感じます。 
講師として大事にしていることは何ですか。
 「出来ない」に向き合えない方に対してじっくりと「待つ姿勢」を忘れないようにすることです。
簡単に変われない、出来ない事に対して「成長やステップ」を信じ切ることはとても大切だと感じています。
知識付与することも講師として必要なスキル要素だとは思いますが、努力の方向性を正しく見極めながら、意欲や意識側に目を向けて見守る姿勢も大切にしています。良い点は関心をもって大いに褒め、良くない点は、相手にとって受け取りやすい言葉で「懸命に」伝えるようにしています。成長を信じることで「見放さない」という信念をもって向き合っております。
今後の目標
 時代の流れに沿ったサービスや研修企画を試み、時に、自分自身のインプットの鮮度を保てるように「好奇心」を失わないよう心掛けます。CtoCによる学習サービスやデジタル化社会における「時間を有効活用」する世界に突入して行くため、真のラーニングスタイルや関心興味を惹きつける「アイデア」を生み出せるように日々研究を積み重ねていきます。教育こそ人の基礎を創り上げると信じて品質向上に努めて参ります。

マイナビ研修サービスでは、
人材育成研修プログラム
提供しています。

さまざまなニーズに応じたプランをご用意しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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